Maulbronn観光

2010年9月10日
Yoshikoさんの勧めで世界遺産のMaulbronn Klozsterを訪ねた。
Ladenburg(Dreechsler家)から70Km。1時間のドライブ。
Maulbronnは人口7000人の小さな町。
修道院は町外れ、城壁に囲まれて建てられている。
1147年建設が始まり、以降13-14世紀に掛けて礼拝堂のほかに食堂、総会場、宿泊所、診療場、回廊、製パン工場など様々な建物が建てられ、ほぼそのままの状態で現在まで残されている。カラフルな建物が印象的。
1993年世界遺産に登録された。





修道院建物の内部には広い中庭が回廊で囲まれている。礼拝堂の装飾も見所の一つ。






修道院の教会では演奏会が定期的に行われている。この日も室内楽の演奏会があるようでリハーサルが行われていた。この演奏会はかなりハイレベル、値段も高い。五島みどりも出演したことがある。

Maulbronnはヘルマン・ヘッセの自伝的小説「車輪の下」の舞台になったので有名。ヘッセ自身この地にある神学校に通っていた。入学時の成績は2番だった。
見学を終えて敷地内にあるお土産に立ち寄った。新潮文庫の「車輪の下」「デミアン」「地と愛」などのヘッセの作品があったのには驚いた。但し値段は約15ユーロ(本に印刷されている値段は500円前後)
Ladenburgへの帰途、Brettenの町へ立ち寄り、町の中央広場には洒落た喫茶店でゆったりと過ごした。