ルーマニア旅行ー世界遺産要塞教会

トランシルヴァニア地方には世界遺産に登録されている要塞教会がいくつかある。
今回の旅でその内の3箇所を訪れた。
12世紀にドイツからルーマニアに多くの人間が移民してきた。ライン川モーゼル川の近辺ザクセン地方からのキリスト教文化は当然のこと、周囲の遊牧民やトルコのイスラム文化と摩擦を起こし、しばしば激しく攻撃された。ドイツ人はその防御のため、要塞を作り強化した。
2011年4月9日プレジュメル要塞教会 ブラショフから約15Km.14-15世紀の建築。円形の要塞。内部に教会。要塞は高さ12mの城壁に囲まれており、城壁の内側には食料や武器を収納する蔵になっている。城壁は深い溝で囲まれており、侵略軍に対する防御力を増強した。トランシルバニア地方で最も堅固な要塞。2011年4月10日サスキズ要塞教会  ブラショフからピエルタン要塞教会を訪ねる途中サスキズ村にある。かなり高い山に建てられているので麓から写真撮影で見学終了。
2011年4月10日ピエルタン要塞教会 丘の斜面に建てられており内部は階段や廊下で往来できる。丘の上には4つの天守閣様の建物がある。建築様式はゴシック式。1400年の初頭に建築は始められた。この教会はトランシルヴァニア地方のルーテル教徒の本部であった。