避寒旅行―4度目のチュニジア旅行

年末から新年はスイス、ロンドンで過ごしたがその時ロンドンから100Km、オックスフォードから15Km のBizesutaorの和中宅に2泊させて頂いた。
その時一緒にチュニジア旅行に行きましょうという話が纏まって今回の旅行になった。
その後ブダペスト在住邦人I・偲さん、ブダペスト在住の台湾人Mrs.Chang Dhing Yinも同行することになり計6人のパーティーになった。
◇期間 2012年2月10日―17日
◇旅行社 Kartago Tours 
◇旅行費用=212,700Ft(二人分=旅行社に支払い分)
◇宿泊ホテル Golden Tulip Mahdia Palace Resort and Thalasso−Tunisia
◇旅行した人 W.浩二,帛子夫妻、I.偲さん、Mrs.Chang Dhing Yin、小松裕文/慶子夫妻 6人       
<第一日 2月10日(金)>
BUD/MIR 12:15/14:45 UG1623
チュニス空港14:45到着
▽ミニバスでホテルへ 空港で1時間 バス3時間 19:00頃到着。空港から210Km
▽夕食 ビュッフェ形式
▽両替 100EUR=1900TD 1TD=55円強(3年前の旅行の際は1TD=90円)
ホテル玄関

ホテルプール。後方は地中海 
<第二日 2月11日(土)> 
▽ホテル客室454室。屋外、屋内、庭園、ゴルフ場併設。長さ700m、広さ6haのプライベート海岸が売り物。
▽近くのショッピングセンターで飲料水など買い物
▽タクシーでMahdiaの町へ。タクシーで10分4TD。魚、野菜市場見学。魚は新鮮且つ安価。イサキ、タイ、カツオ、イワシイカ、タコなど種類も豊富。





▽昼食は市場で食材を購入して近くのレストランで料理してもらった。
イサキ、タイ6匹=12TD イカ3匹=12TD イワシ6匹=1TD。計24TD
レストランは料理代、魚スープ、パン、水、野菜サラダ付きで30TD 合計一人9TD。


▽昼食後、港、町を散策。商店でショッピング。帛子さんはサフラン=200G 20TD. 慶子、偲さんはカイメン購入。

▽ホテルに戻りご婦人方はマッサージ。全身=80TD 足先=35TD。  
<第三日 2月12日(日)>
▽1泊2日のサハラ砂漠ツアーへ。一人102EUR。
▽小松は砂漠ツアーは2度経験しているのでパス。ホテルで読書、テレビ、数独パズル。慶子は日本の友人に絵葉書の便り。
▽春江一也著「プラハの春」上下。藤沢周平「隠し剣孤影抄」
▽部屋からはゴルフ場が見下ろせる。

Souse-Mahadia間に運転されている電車。ホテルの部屋から見える。

チュニジア滞在中に愛飲したチュニジア産赤ワイン

<第四日 2月13日(月)>
▽ホテルで読書、テレビ、数独パズル。慶子は日本の友人に絵葉書の便り。2日間で25通。日本への絵葉書郵送料=0.6TD(33円)。何もしない2日間は最高の贅沢。
▽「プラハの春」は帛子さん推奨の単行本。1968年<プラハの春>と呼ばれるチェコスロバキア民主化運動と8月21日ソ連軍による軍事弾圧を背景にしながら日本人外交官とDDR反体制派活動家の恋愛をテーマにしたラブロマン。<プラハの春>を理解するに格好の小説だった。
▽19:00頃、4人が砂漠ツアーから帰る。





<第五日 2月14日(火)>
▽昼食のため再びMahdiaの町へ。






イワシ1Kg=2TD イカ5匹=17TD タコ2匹=10TD 料理代30TD 計=49TD 魚市場の近くの食堂で調理してもらう。イワシの塩焼き、イカの塩焼きが絶品。チュニジアイスラム教の世界だからアルコールのあるレストランは少ない。残念ながら、贅沢なメニューを前にこの日の昼食はアルコールなし。冷えた白ワインでイワシの塩焼きーーー残念無念。

 
<第六日 2月15日(水)>
▽レンタカー=運転手付き=チャーター 240TD
▽7:30 ホテル出発 運転手=Mr.Habbacchi Chaker
▽11:00 カルタゴ考古博物館見学。カルタゴ遺跡からの出土品、モザイク画など見学。






▽12:30 カルタゴ遺跡、船着場跡見学。近くには大統領官邸があり、政変前は撮影が禁止されていたが、今は自由。




▽昼食はシディブサイドのチュニジアレストランでチュニジアの代表的な料理クスクス。




▽シディブサイドの町を散策。




▽帰りにチュニスのメイン通り見学。首都だけあって清潔な街だった。
▽19:00 ホテル帰着。
<第七日 2月16日(木)>
▽終日ホテルで読書。トランプゲーム=カナスタ。昼食はホテルコーヒーハウスでエビのグリル。一人前30TD。
<第八日 2月17日(金)>
▽午前3時マイクロバスでホテル発。途中のスースで大県バスに乗り換え、チュニス空港へ。
▽9:00チュニス発UG1622便。13:00ブダペスト空港着。
政変後のチュニジアでは、人々の表情が明るくなっていたことは非常に印象的だった。ホテルや主要建物から大統領の肖像画が消えていた。前の大統領、ベン・アリがサウジアラビアに亡命して,新しい大統領の下、民主化が進んでいることの証であろう。カルタゴを訪れた日に大統領府前を車で通過した時、大勢の民衆が集まっていた。チャーターバスの運転手Habbachi Chakerの説明によれば「現大統領は民衆との対話日を設けている。集まっている民衆はその対話に集まった人々だ」
物価は相変わらず安い。所得の低いハンガリー人のレジャー旅行に最適地である所以である。特に円高の日本人には一段と格安感がある。

<番 外>
チュニジア滞在中撮影した植物の写真