プショーヤラーシュ ハンガリー版なまはげ

2012年2月19日ー20日
ブダペストから200kmの 南ハンガリーの町モハーチ(Mohács)で例年カーニバルの時期に開催されているブショーヤラーシュに和中夫妻を案内した。
秋田の「なまはげ」に良く似たブショー祭り(Busójárás)は2009年度、世界無形文化遺産に登録された。
1526年8月29日モハーチの戦いでハンガリー軍は壊滅的な敗北を喫し、以後オスマン帝国の支配することになった。
このお祭りはトルコ軍の圧制に苦しんだ住民がトルコ軍を奇抜な服装と恐ろしい音で追い出すために始まったといわれている。今では冬に別れを告げ、待ちわびた春の訪れを祝うお祭りとして知られている。
10時頃ブダペストを出発。高速6号線を南下、12時過ぎにモハーチに到着。
既に町のあちこちにはブショーが集まりパレードの準備に暇がない。観光客に抱きつくブショー、粉をかけるブショー、記念写真に応ずるブショーーー出発間の楽しいひと時。











ブショウパレードは??通りから市役所広場までの約2Km。老人、若者、子供に混じってご婦人のブショウも行進。クロアチアの民族衣装に身を包んだ一団。音楽を演奏市ながら行進する一団。農作物で思い思いの装飾を施した農耕車や荷車も加わり観客といったになってパレードは続く。冬を納めた黒い棺おけもパレードに加わっている。








市役所前広場では特設の舞台で民族音楽、舞踊のデモンストレーションが行われ、冬を火葬する薪も山のように積まれている。