トレド

2013年2月2日
伊藤夫妻の案内でトレド観光。マドリードからトレドはスペイン国鉄で30分足らず。三方をタホ川に囲まれたトレドはエル・グレコが晩年の生涯を送った町。町は長くイスラムの支配を受け、彩色レンガで装飾されて町並みがそれを裏付ける。
<パラドール・デ・トレド>タホ川をはさんでトレドの町が一望できる絶好のビューポイント。


<サン・ファン・デ・ロス・レイエス修道院トロの戦い(1476年)の勝利を記念して建てられた教会。外壁と内部の彫刻が素晴らしい。


<サント・トメ教会>14世紀建設のモサラベの塔がある。エル・グレコの傑作「オルガス伯爵の埋葬」の前は観光客で溢れかえっている。



<カテドラル>トレド大聖堂。1226年にフェルナンド3世の命により建築が開始され、1493年に完成したゴシック様式のカテドラル。聖具室にはエル・グレコの『聖衣剥奪』や『十二使徒ゴヤ、ティッツィアーノ、ヴァン・ダイクなどの絵画が飾られている。本堂中央の聖歌隊席にはグラナダ戦争の場面が彫られている。中央の祭壇はとにかく大きい。










サンタ・クルス美術館>22点のグレコが展示されている。然し「聖母受胎」「聖母昇天」の目玉の作品は日本で開かれている展覧会に貸し出し中。




<フラメンコ>トレドからマドーリードに戻り、夕食を兼ねてフラメンコ鑑賞に案内してもらった。レストランCasa Patasは町の中心、ソルに近い繁華街の一角。スペインの夕食は始まるのが遅い。8時位から始まるのが当たり前。7時半からの食事で9時からフラメンコ鑑賞。男女のダンサー二人がギターと太鼓と歌と一体となっての熱演。最前列席でダンサーの汗が飛び散る様も見えた。