にっぽん温泉100選

2015年12月18日
観光経済新聞社主催の第29回「にっぽんの温泉100選」で草津温泉が13年連続で一位に選ばれた。旅行のプロである旅行会社の投票により選ばれたもの。昨年と同様に由布院温泉(大分県)が2位、下呂温泉岐阜県)が3位となり、トップ3は不動だった。
観光経済新聞によると草津温泉は、三名泉の一つとして高い知名度を誇り、「泉質主義」とうたうように温泉の質も良い。10年以上の長きにわたってにっぽんの温泉100選のトップに君臨してきたのは、こうした温泉そのものの魅力のみに頼るのではなく、それを生かす温泉地づくりに精力的に取り組んできたからだ。
草津温泉のシンボル「湯畑」再整備に関連して、今年、「熱の湯」「西の河原露天風呂」などが相次いでリニューアルオープンした。玄関口ともいえるバスターミナルには「温泉図書館」も設けられた。インバウンド対応もぬかりなく、バスターミナルに外貨両替機も置いた。免税店も着実に増え、公衆無線LAN(ワイファイ)も着々と整備されつつある。