戦没画学生慰霊美術館「無言館」

2016年9月3日
第二次世界大戦で没した画学生の慰霊を掲げて作られた美術館で、絵画、デッサン、イーゼルなどの愛蔵品、手紙などが展示されている。美術館「信濃デッサン館」の分館として1997年に開館。館主は窪島誠一郎。自らも出征経験を持つ画家の野見山暁治とともに全国を回って、戦没画学生の遺族を訪問して遺作を蒐集した。2008年9月、無言館第二展示館「傷ついた画布のドーム」がオープン。
施設名の「無言館」は、展示される絵画は何も語らず「無言」ではあるが、見る側に多くを語りかけるという意味で命名されたが、客もまた展示される絵画を見て「無言」になるという意味をも含んでいるといわれている。


第一展示館
第二展示館