哲学の庭

2018年9月5日
妻が右足膝関節の手術のため5日順天堂病院に入院した。入院時間が午前中なので東京中野区の友人宅に前泊させてもらった。
友人宅から徒歩5分に哲学堂公園がある。この公園の一角に、ハンガリーの彫刻家、ワグナー・ナンドールの彫刻「哲学の庭」が2009年夫人により寄贈された。この彫刻群像と同じ群像はブダペストのゲレルトの丘にも建てられている。
「哲学の庭」は一つの点から発した三つの輪(彫刻群)から構成されている。▽第一の輪=異なった文化を象徴する、思想宗教の祖となった人物像(老子、釈迦、キリスト、エクナトン、アブラハム)▽第二の輪=悟りの境地に達し、夫々の社会・時代の中で成果を得た人物像(聖フランシス、達磨大師ガンジー)。▽第三の輪=現存する法律の主流を作った人物像(聖徳太子、ユスチニアヌス、ハンムラビ)

哲学堂公園・梅林口