自然の恵み 野生のブドウ

2009年9月28日
秋の一日、ブドウジュース作りに費やした。妻の友人たちが摘み残したブドウを摘んで終わないとレーズンになってしまうからだ。
 我が家には一本の大きなブドウの木がある。多分野生のブドウではないかというのが周りの意見。ーーー実は小さくて食用には適さないが、甘さは十分、例年驚くほど沢山の実をつける。絞って、ブドウジュースにするかそれを発酵させればワインになる。
ブドウを摘み、ブドウの実を花梗(かこう、実を付けている枝)から一粒ずつ外す。それを手で押しつぶして絞り機にかけ果汁を絞る。
そのまま飲むのがハンガリー語ではムシュト=must。一日位置くと発酵が始まるが半分くらい発酵したのがムルチ=murciシュトラム。さらに発酵を進めて空気を断てばワインの出来上がり。
一人でこれらのの作業をするのは根気と体力勝負。26Kgのブドウを搾って作ったジュースは18㍑。朝の10時に始めた作業の終わったのは夕方6時。
やはり収穫は友と分かち合うもの。大勢でやる作業は楽しい。それでも手作りのジュースはまた格別。真紅で甘美な自然の恵みに感謝、感謝。
二日間で摘んだブドウは50Kg。絞ったジュースは32㍑。
写真は10日ほど前Yoshiの友人とジュース作りを楽しんだときのもの。