ハンガリーテレコムシンフォニーオーケストラ演奏会
2009年10月8日 19:30 芸術宮殿バルトーク国民コンサートホール
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ3番」
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
指揮:ケッレル・アンドラーシュ
ピアノ独奏:ラーンキ デッシュ
演奏に先立って指揮者のケッレルが以下のスピーチをした。
みなさんは、どうして音楽家が作曲したり演奏したりするか分かりますか。
それは、今日のコンサートのプログラムのテーマでもある、「理想」のためです。
ベートーヴェンもバルトークも、一生涯「理想」を追い続けて、作曲したり演奏したりしました。
お金がすべての、今日、何か大切なものが忘れられつつあります。
ここにいる団員達は、もう何か月も家族のもとにお給料を持ち帰ることがでてきていません。
それでも、多くの団員がこうして一生懸命演奏を続けています。
それはなぜでしょうか。
「理想」のためです。ここにいる全員が、「将来」を信じて精一杯演奏します。
どうぞお聴きください。