ロマンチックシリーズ第1回定期演奏会 ハンガリーテレコムシンフォニーオーケストラ演奏会

2009年11月1日 19:30
芸術宮殿バルトーク国民コンサートホール
ロマンチックシリーズ第1回定期演奏会
ブラームス: ドイツレクイエム
指揮 ケッレル・アンドラーシュ
独唱 ハイノーチ・ユーリア(ソプラノ)
   ルベン・ドロレ(バリトン)  
合唱 マジャールラジオ合唱団(ショモシュ・チャバ音楽監督

*見どころ・聴きどころ*同オーケストラ 第一ヴァイオリン奏者K・Satokoさんの文章引用)
レクイエムとは、カトリックの教会で死者を弔うための音楽として作曲されたもので、モーツアルトドヴォルザークなど多くの作曲家のレクイエムが残されています。
レクイエムには通常ラテン語の歌詞が付けられるのですが、このドイツレクイエムは、プロテスタントであったブラームスによって、マルティン・ルターによるドイツ語訳の聖書のテキストをもとにした歌詞が付けられ、ドイツ語で歌われることから、ドイツレクイエムという題名が付けられました。
ブラームスは、この曲を恩師ローベルト・シューマンと母親のために作曲したと言われています。
聴く人を包み込むような慈しみに満ちた美しさ、神々しさ、ブラームスの優しさに満ちた旋律で、聴く者の心が洗われるような曲です。