ハンガリーラジオ(MR)交響楽団演奏会

2009年12月1日 19:30 国立コンサートホール「芸術宮殿」
ブラームス:ハイドンのテーマによる変奏曲
レスピーギ:アダージョと変奏
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
エルガー:独創主題による変奏曲 別名エニグマ
指揮>スティーブン ダゴスティー
チェロ独奏>ペレーニ ミクローシュ

ハンガリーラジオ交響楽団ではYoshikoのヴァイオリンの先生K・Honamiさんが第二ヴァイオリンのメンバー。
この夜のプログラムは「変奏曲」をテーマに、これでもかとばかりに変奏曲ばかり演奏された。
チェロのソリストペレーニ ミクローシュはハンガリーで最も有名且つ実力者。この夜のチャイコフスキーのテクニックは素人の筆者でもその素晴らしさが理解できた。
エルガーの「エニグマ」は、「謎」変奏曲とも言われ、14ある変奏の全てが作曲者の知人を表している。
夫々の変奏の題名として人物のイニシャルが書かれており、現在では第13変奏以外は誰のことか判明している。
第1変奏は愛妻のキャロライン、第14変奏が自分自身だが、それ以外に当時有名だったピアニストやチェリストなどが音楽で表現されている。エルガーは行進曲「威風堂々」で有名だが、この曲はエルガーの代表作の一つ。管弦楽曲のための変奏曲としてはブラームスハイドンの主題による変奏曲」ラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲」と並んで重要な曲である。(Wikipediaより抜粋)