Big?な置き土産

2010年1月16,17日
長いロンドン滞在を終えてハンガリーに戻った。
フライトはLondon Gatwick/Budapest 09:30/13:00 MA613
空港までは娘、連れ合い、そして孫娘が早朝まだ薄暗い中、見送ってくれた。
ブダペストに戻った第一印象はロンドンに比べて陽の光が多かった。
16日就寝後寒さで眼が覚めた。暖房の温度を上げようとガス器具を点検したら、暖房システムに温水を増やせない。すなわち暖房ができない状態だと判明。夜中のこと寝具を増やして一夜を過ごした。
17日オーナーのラスローさんにSOS。風邪気味の中駆けつけてくれて器具を点検。なんと配水管の一部が凍結のため破損して、水漏れしている。温水が外に漏れてしまっているから部屋が暖まらないわけだ。
後で判明することになったが、ロンドンに出かける際、日頃使わないゲスト部屋のヒーターをOffにして出かけたため、お正月の寒波で給水間が破裂したのだ。「マイナス17度まで下がった。何でヒーターをOffにして出かけた。ハンガリーの寒さは半端でないんだ」と前のオーナーに叱られっぱなし。日頃温厚なオーナーもうんざりといったところ。(ハンガリー語のできない筆者は雰囲気から憶測も半分)
オーナー一人ではどうしようもない。友人のフェリバーチさんにも来てもらった。
破裂した箇所を探すため、水漏れしているゲスト部屋の一部を壊す作業に取り掛かる。足場を組み、大きなくぎ抜きとのこぎりで床の一部を壊す。作業すること45分、配水管に到達。然し水漏れした箇所ではなく他の部分で破損していることが判明。
二人でもお手上げ。フェリバーチが知り合いの業者を呼んでくれた。
流石はプロ。破損した部分への配水をストップして、破損してない部分に温水を配水する工事をしてこの日はお終い。後日改めて工事をすることになった。
何かにつけて日本のようにことが進まないハンガリーで、しかも日曜日で、こんなに順調に修理ができたのは奇跡に近い。頼りになる隣人がいるからハンガリーで生活できると再認識した。
「冬は絶対に暖房を止めるな」とYoshikoが親しい友からアドバイスされていたことを軽視したことが主因。今までも使わない部屋の暖房は切ったことがあり、まさか配水管破裂という事態を想定できなかったことも今度の騒動の一因。