ブカレスト市内観光ーハンガリー帰国 バラ祭りツアー6日目

2012年6月6日
午前中はホテルでリラックスタイム。午後から市内観光へ。
＜国民の館＞
1980年代に、当時の大統領だったニコラエ・チャウシェスクが宮殿として造成した。建築物としては、ペンタゴン(延床面積616,540m²）に次ぐ世界で第2位の大きさを誇る。北朝鮮を訪問した時に学んだ都市計画を踏襲して、古い建物を全て取り壊し、この館と「統一広場」へと伸びる片側４車線もある広い道路の両側に巨大なアパート群を建てた。そしてそのアパート群には、かつて住んでいた住民を追い払い、ルーマニア共産党の幹部を住まわせたという。チャウシェスク夫妻が革命の際の「逮捕即銃殺」という事態は国民の館のロビーに立つと実感できるものだ。





＜国立美術館＞
建物はかつての王宮の建物。ルーマニア王室のコレクションを中心に中世の、現代のルーマニア芸術や世界の美術品のコレクションがある。庭園にはブールデルの彫刻が展示されている。ピーター・ブリューゲルやヤン・ンブリューゲルの作品もある。
＜革命広場、旧共産党本部＞チャシェスク最後の演説の地。ルーマニア革命はここから始まって、チャエシュスク夫妻の銃殺まで非常に早い展開だった。



＜農村博物館＞
1936年設立。１０㌶の敷地にルーマニア全土から集められた270戸の農家が移築されている。





飛行機の出発時間に合わせて夕食。
ブカレスト発20:10　ブダペスト着20：30のWizz Air機でハンガリー帰着