プラド美術館

2013年1月31日
この美術館を訪れるのは30数年ぶり。ゴヤ、ベラスケス以外に余り印象に残っていなかった。


今回の特に印象に残った絵画の内数点をピックアップした。
フラ アンジェリコ「受胎告知」 作者はフィレンツエのサンタ・マリア・デレ・グラッツィエ修道院フレスコ画「受胎告知」の作者。フィレンツェのサン・ドメニコ聖堂の祭壇画。

ボッシェ「快楽の園」 友人が大のボッシェファンだったことから興味を持ち出した。ウイーンの造形美術アカデミーの「最後の審判」も彼の代表作。

モナリザMona Lisa of the Prado ダヴィンチの作品のコピー。2012年2月プラド美術館は公式発表でこの作品を「現存する最も初期のものでダビンチ本人のアトリエで本物と同時期に制作されたもの」(ダビンチ本人はこの制作に関わっていない)としている。同年3月26日からルーブル美術館で本物と並べて展示された。

ピーター ブリューゲル(父)「死の勝利」

ベラスケス「ラス・メニーナス」 当時の王室の生活の情景を、計算し尽くした構図で表現されたこの作品は多くの批評家や美術愛好家が愛した西洋絵画史上最も重要な作品でもあり、今なお人気の作品。

ムリーリョ「The Good Shepherd」 子供の表情が数多く残されているがこの作品にも強く魅かれた。

常設展に加えて「Martin Rico」展,「The Young Van Dyck」展,「Tiziano San Fuan Bautista」展 三つの特別展が開かれていた。

Martin Rico(1833-1908)刃スペインの最も重要な風景画家で国境を越えて知れ渡っている。プラド美術館には彼の重要な作品が多数残されている。The School Patioは最も興味をそそられた作品である。