オーストリア旅行ハイライト

2013年6月30日〜7月5日
佐々、鈴木両夫妻と旅したオーストリアの写真をアップした。
ハルシュタット
世界で最も美しいといわれる村の一つ。



<バード・アウスゼー>
ハルシュタットに比べて著名度は低いが、Altaussee,Glundlseeの湖がある静かな観光地。宿泊したGasthof Staud'nwirtはファミリータンのこじんまりしたペンション。73歳になる女オーナーは大変フレンドリー。ペンションの裏には川が流れ、川遊びができる。70歳代の男性二人がキャンプを張っていた。フランス人でイタリアナポリまで3500Kmを自転車で走ると話していた。元気なお年よりもいるものと感心した。





<クリッペンシュタインバーンと氷穴>
オーバートラウンからクリッペンシュタインバーン(ケーブルカー)の中間駅から15分程上ったダッハシュタインの中腹にある。中はツアーに入って見学する。真夏というのに中は氷の世界。いろいろな形の氷柱が楽しめる。






<ゴーサウゼー>
ゴーサウ湖から眺めるダッハシュタインは何時見ても絵になる。風がなければ湖面にダッハシュタインが姿を現す。ゴーサウ湖に望むレストランで飲むビールは格別だ。




<シャーフベルク登山鉄道と山頂ホテル>
映画「サウンド・オブ・ミュージック」でおなじみのSLで山頂へ。ヴォロフガング湖、モント湖、アッター湖を見渡せる360度の展望が広がる。山頂ホテルに泊まってご来光を仰ぐのも素晴らしい。







<遊覧船>
ザンクト・ヴォルガングからザンクト・ギルゲンまで遊覧船で移動。ザルツブルグ出発のサウンド・オブ・ミュージックツアーに組み込まれているプログラム。





<ホッホケーニヒ>
ホッホケニヒはドイツとオーストリア国境に聳えるベルヒテガーデン山脈の一部、花崗岩の山塊。最高峰2941m。山麓Hotel Übergossene Almのレストランで白ワインを傾けながら残雪の残る灰色の山を眺めるのも楽しいもの。


グロスグロックナー山岳道路>
前日宿泊したフッシュ=FushuのHotel Wasserfallから車で15分程で料金所に到着。料金所からは九十九折の山道の連続。高度を上げるたびに残雪の山が車窓一杯に広がってくる。






エーデルワイス・シュピッツァは標高2577mの展望台。オーストリアアルプスの最高峰グロスグロックナーが眼前に展開する絶好地点だがお目当ての山は雲の中。厳しい自然の中で花をつけている高山植物は可憐そのもの。





ここから車はフランツ・ヨーゼフ・ヘーヘへと下ってゆく。ここの展望台からのグロスグロックナーの雄姿とオーストリア最大の氷河、パステルツア氷河が売り物だが、グロスグロックナーは雲の中。パステルツア氷河の氷は3年前に訪れた時より、心なしか後退したように思われた。数年前の写真(パネル)と比較してみると氷河は明らかに後退している。





展望台付近に現れるマームットもこの日は姿を見せず、収穫のないままハイリゲンブルートへ。




<タウエルン トンネル>
ハイリゲンブルートからザルツブルグへは途中カートレインでタウエルン・トンネルを抜けることにした。トンネルはオーストリアアルプスの下に掘られたもので全長8550m。カートレインの駅はマルニッツ。トレインは一時間おきに出ている。一台17ユーロの料金(乗客の数は関係なく)を払って車専用の貨車に乗り込む。スイスのレッチェンベルク・トンネルでは人は車に乗ったままで真っ暗の中を進むのであったが、ここでは貨車に車を停めると人は降りて前の客車に移動する。トンネルを抜けると反対側はベックシュタイン駅。ここからバード・ガシュティ、ビショップホーヘンを経由してザルツブルグのホテル Schoeneaussichitへ向かった。





<マウントハウゼン強制収容所
ザルツブルグザルツカンマーグートの観光を終え、5日ハンガリーに戻る途中、リンツから20Kmの負の遺産マウントハウゼン強制収容所を訪ねた。1938年8月の設置から1945年5月の開放までの間に約20万人が収容され約12万人が死亡した。アウシュビッツ強制収容所とは違って絶滅収容所ではなく、犯罪者やナチスに抵抗した反社会分子を収容した。そのためこの収容所の囚人は最も過酷な扱いを受けた。