Rost Andrea and Concert Budapst

2014年11月18日 19:30 リスト音楽院
▽曲目
モーツアルト フィガロの結婚から
   スザンナのアリア 伯爵夫人のアリア ケルビーノのアリア
・ベートーベン 交響曲第一番
・ヘンリック グレッチ(Henryk Górecky)
交響曲第三番「悲歌のシンフォニー」
▽演奏 コンチェルト・ブダペスト交響楽団
▽ソプラノ独唱 ロスト アンドレ
▽指揮 ケラー アンドラーシュ

ヘンリック グレッチ(1933年〜2011年)はポーランドの現代音楽作曲家。
交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」は全作品中とりわけ有名である。この作品は1976年に作曲され、翌年ドイツのSWRで初演された。この交響曲はオーケストラとソプラノ独唱のために書かれ、3楽章形式を採用している。第1楽章では15世紀に書かれた哀歌、第2楽章ではザコパネに在るゲシュタポ収容所の独房の壁で発見された言葉、そして第3楽章では民謡からそれぞれ歌詞が使われている。延長されたカノンが延々と弦楽器群によって歌われる。
初めて聞く曲だが何故か印象に残る作品だった。