ニュルンベルク観光

2010年9月7日
ニュルンベルクでミニペンションを経営しているChikushi Toshikoさんに朝食を招待して頂いた。
Takieさんの車でミュルンベルクまで45分。ペンションは瀟洒な住宅街の一角にあった。
部屋には和室もあって日本からの旅行者にはアットホームになること間違いなし。
オーナーのToshikoさんは嘗てテレビのニュースキャスターで人気のあった筑紫哲也さんの妹。
荒城の月の作曲者滝廉太郎と血縁関係があると伺った。
朝食はToshikoさんがデザインした食卓で。これほど可愛く見事にデザインされ、心に残る朝食は久しぶり。
Toshikoさんご馳走様でした。



ミニペンションは www.casa-toshiko.de
TakieさんとYoshikoはMülhausenのルジチカ家へ。
筆者は次郎君とニュルンベルクの観光に。
ニュルンベルクといえばワグナーの歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」と第二次世界大戦後の「ニュルベルク裁判」が思い浮かぶ。この町は1933年ナチス党大会が開かれて以来、ナチス政権下のドイツを象徴する重要な町としてナチスプロパガンダに使われた。当時の面影は現在も残されている。ツエッペリントリビューンはヒトラーが党大会で演説した広場であり、コングレスハレはローマのコロセウムを模して作られイタリア始め各国にドイツの権威を鼓舞した建物である。
建物の一部は改装されDoku-Zentrumというナチス関係の資料館になっている。膨大な資料の最後にニュルベルク裁判で有罪となり絞首刑になったゲーリング、ヘス、ヒムラーなどの首脳陣の絞首刑の写真を載せた新聞が展示されていた。ロープが首に掛けられたままの写真はリアルだった。


ニュルンベルクの旧市街は現在も城壁に囲まれている。
ケーニヒ門、職人広場、聖ローレンツ教会、中央広場=美しの泉などの名所を見て廻った。




ルジチカ夫妻が用意してくれた夕食は鴨の丸焼き。
ミュンヘンから駆けつけたMasumiさんも交えて楽しい夕食だった。
アレスさんチェコ出身。料理の付け合せには必ずチェコ料理の名物クネドリーキ=蒸しパン=が添えられている。